1994 第37回 アサノグリン(手塚佳) 牡4 長島 茂夫
1995 第38回 ナポレオンソロ(岩渕義) 牡5 高橋 和宏
1996 第39回 ナラシノブルボン(平石正) 牡7 野澤 憲彦
1997 第40回 ショウワルーキー(岩渕義) 牡6 三上 智也
1998 第41回 ミナミノポステージ(長島康) 牡5 長島 茂夫
1999 第42回 ミナミノイーグル(長島康) 牡4 長島 茂夫
2000 第43回 リキアイフルパワー(澁谷武) 牡6 加藤 和宏(高崎)
2001 第44回 イーシーキング(仁岸) 牡6 加藤 和博

2002 第45回 サンエムキング(岡田英) 牡10 丸山 侯彦
2003 第46回 ミハタオウジャ(法理) 牡7 金井 正幸
2004 第47回 ?

第46回までは、足利1900mで実施。

宇都宮のダートで
遥かシルクロードに思い馳せ

第47回 織姫賞(北関東G2)
47th Running the ORIHIME AWARD
1月26日(月) 宇都宮競馬場 1900m・右
サラブレッド系3歳以上 1着賞金220万円
負担重量 確か定量
フルゲート12頭
1周=1200m ゴール板までの直線=200m 高低差=0.5m


出走予定馬(1.21現在)
当然のように、負傷などで回避の可能性あり。
カッコ内は騎乗予定者。但し、※は想定。

キョウリツキング Kyouritsu King
牡8歳・鹿毛 栃木足利:日野 啓二厩舎 76戦8勝 (※早川 順一)
父・スキャン 母・ムーンストーン 母の父・コインドシルバー

 元は川崎でデビュー。南関東では通算5勝を挙げている。一昨年春に栃木へと転入。その年のばん阿賞では3着に食い込んだ実績もある。その後、休養に入り、昨春に復帰、尻上がりに調子を上げて、2勝している。前走のとちぎテレビ杯新春特別での走り(6着)を見た限り、さらに相手強化となる今回は強く推せる材料が無い。


ケイアイチャンス K.I.Chance
牡8歳・栗毛 栃木宇都宮:平石 正己厩舎 65戦3勝 (未定)
父・サクラバクシンオー 母・ミルケイアイ 母の父・ミルジヨージ

 JRAでデビューして3勝を挙げ、昨年秋に栃木に転入。
 ただし、その3勝は全て芝のレースでのもの。ダート戦は3回出走して、いずれも着外に終わっている。
 それでも転入4戦目となった前走(1.11睦月特別)でブリッジクリアーに5馬身ちぎられるも連対を確保して、これから先に希望の持てる展開になってきた。
 それでも今回のメンバーの中に入ると、正直厳しい戦いになるのは間違いない。今後の試金石と考えたい。


北関東の番人
サプレマシー Supremacy
サプレマシー(10.12高崎記念@高崎より)
せん7歳・鹿毛 栃木宇都宮:菅原 末治厩舎 49戦4勝 (※平澤 則雄)
父・ヤマニンゼファー 母・キャロルレディー 母の父・キャロルハウス

 今や北関東の重賞戦線に居なくてはならない存在となりつつある。
 JRAで34戦3勝の後、栃木へ。
 転入後は1勝のみだが、穂の香賞、オールスターカップ、とちぎ大賞典で3着に入っている。それでも、もう一押しが足りないというか……実力的には複勝圏内はあり得そうな雰囲気だが、乗り代わりが確実な情勢だけに、見極めが必要。


栃木の切り込み隊長
サンエムエックス Sun M.X
サンエムエックス(’03.10.20宇都宮記念)

牡8歳・鹿毛 栃木宇都宮:仁岸 進厩舎 44戦5勝 (未定)
父・ビワハヤヒデ 母・ミスマルシゲ 母の父・ダンサーズイメージ

 JRA時代はタガジョーノーブル、ホットシークレットと共に「ステイヤー三羽烏」として鳴らし、タイトルこそ手にしていないが、京都芝2400mのレコードを樹立するなどの活躍を見せていた。
 が、地方に転じてからは、深いダートに適応できないのか、完全に勝ち星に見放されている。ここも馬場掃除が精一杯。やはり芝路線に活路を見出したい。


「一撃必殺」の美学
スピードパンチ Speed Punch
スピードパンチ(’03.10.20宇都宮記念)
牡7歳・栗毛 栃木
宇都宮:山口 健治厩舎 50戦5勝 (※山口 竜一)
父・ティンバーカントリー 母・スピードデクタス 母の父・デイクタス

 JRAでデビューし、南関東を経て栃木へ。
 通算5勝のうち、1勝はJRA時代、4勝は南関東時代ということで、北関東では未勝利だが、ここ2戦連続2着で明らかに調子が上向いている。
 前走・とちぎテレビ杯新春特別では、1番枠に入ったこともあって、終始砂の深いインコースからの競馬をする羽目になるも連対を確保。今回も期待したいところだが、いかんせん相手が強化されてしまっている。それでも掲示板確保くらいなら十分にありそう。


怒りの化身
ダイマジンオー Daimajin O
ダイマジンオー(’03.10.20宇都宮記念)
牡7歳・鹿毛 栃木
宇都宮:中村 憲和厩舎 83戦11勝 (※藤江 渉)
父・アスワン 母・ボンサンス 母の父・マルゼンスキー

 名古屋→大井→名古屋を経て、宇都宮に転入。
 勝ち馬から常に1秒以上離されているものの、宇都宮記念3着、とちぎスプリンターズ天馬杯で2着の他、北関東のオープン戦線で、度々掲示板を賑わせている存在。
 今回も3連勝式や複勝で狙うなら面白いだろうが、それ以上を望むのは酷。


栃木に遣われし、全知全能の使者
トウショウゼウス Tosho Zeus
トウショウゼウス(11.9とちぎスプリンターズ天馬杯より)
牡5歳・鹿毛 栃木宇都宮:中村 憲和厩舎 38戦21勝 (※内田 利雄)
父・サンゼウス 母・ショーダンサー 母の父・マルゼンスキー
主な勝ち鞍……’03年宇都宮:とちぎスプリンターズ天馬杯=1400m、宇都宮記念=1900m、穂の香賞=2000m、カネユタカオー記念=1900m、尊氏賞=1900m、’02年高崎:奥利根特別=2000m、宇都宮:北関東皐月賞=1900m、春蘭特別=1900m、’01年宇都宮:かもしか賞=1500m

 今や栃木県内では、数少なくなってしまった生え抜きのオープン馬。
 とちぎスプリンターズ天馬杯を圧勝して、期待されていたとちぎマロニエカップだったが、ハナを切ることすら出来ずに惨敗を喫してしまったのは、色々な意味で痛い。さらにとちぎ大賞典でもアクシデントによる乗り代わりがあったとはいえ、パワフルダンサーに負けてしまったのも痛い。
 前走は快勝したものの、今回は強敵が揃ってしまった。ハナを取れれば、掲示板くらいは何とかなるのだろうが、この馬にとっては試練のレースになる。


ニチドウマジック Nichido Magic
せん6歳・鹿毛 栃木宇都宮:菅原 末治厩舎 17戦7勝 (※平澤 則雄)
父・ジョリーズヘイロー 母・シャープエフォート 母の父・Capote

 血統からも分かるように、元はJRAでデビューした馬。障害参戦など紆余曲折もあったが、なんだかんだで6勝を挙げ、堂々とオープン馬に出世。しかし、3戦連続の2ケタ着順+10月の福島で競走中止となるや、あっさりと見切りをつけられ(?)栃木へ。
 再デビュー戦となった大晦日の黒川特別では、能力の違いを見せ付けているだけに、ここをあっさり勝って、テンリットルをも脅かす存在になりそう。


パワフルダンサー Powerful Dancer
牡6歳・鹿毛 栃木宇都宮:平石 正己厩舎 45戦6勝 (※野澤 憲彦)
父・グルームダンサー 母・フェローズドーター 母の父・マルゼンスキー
主な勝ち鞍……’03年宇都宮:とちぎ大賞典=2000m

 元は名古屋でデビュー。2歳から明け3歳にかけて重賞戦線でも活躍するものの、いかんせん相手が悪すぎた(フジノテンビー、レタセモア、セイエイカネノーじゃあねえ……)。
 3歳春に大井に移るが、結局33戦して1勝のみで、この秋に宇都宮へ。
 当地デビュー戦となった前走・東京スポーツ杯師走特別で圧勝し、迎えたとちぎ大賞典では、逃げるトウショウゼウスを捕らえて快勝。一躍、スターダムにのし上がった。
 ただ、ニチドウマジックの出現で、三日天下になってしまう可能性も否定できない。
 それでも、今年の北関東地区の重賞戦線の中心の1頭であるのは間違いないところ。


マエノハヤヒデ Maeno Hayahide
牡8歳・黒鹿毛 栃木宇都宮:菅原 欣也厩舎 63戦14勝 (※松本 大寿郎)
父・ビワハヤヒデ 母・マエノロッチ 母の父・サクラチヨノオー

 JRAで4戦未勝利の後、宇都宮へ転入。6勝を挙げた後、一旦船橋へ転出し、7つの勝ち星をプラス。その後、B級だと、成績がイマイチだったのと、管理していた白川師の逝去という状況が手伝ったのか、昨年の春から再び宇都宮へ。
 当初、新春杯への登録もあったが、無理をせず、こちらを選択。ローテーションに多少余裕が出たのは好材料だが、いかんせん相手が……。ここでも掲示板を確保できれば御の字。


ミホノコトブキ Mihono Kotobuki
ミホノコトブキ(10.19赤とんぼ特別より)
牡6歳・栗毛 栃木
足利・長島 茂夫厩舎 57戦13勝 (※丸山 侯彦)
父・ミホノブルボン 母・スカイテエム 母の父・タイテエム
主な勝ち鞍……’02年宇都宮:八汐賞

 2歳時から、北関東の重賞戦線で活躍。ところが、これでもかというくらいに惜敗を繰り返していた。
 4歳春の八汐賞で、待望の重賞勝ちを収めたものの、その後も(主に)高崎勢に煮え湯を呑まされる日々が続き、そのうち成績も下降気味となり、昨夏は休養に充てていた。
 復帰緒戦をきっちりと勝利。着実に成績を積み重ねてはいるのだが、重賞となると掲示板確保がやっとという成績が続いている。ここも複勝圏内に入れれば――といった感じだろう。


太陽王子
モーニングティー Morning Tea
モーニングティー(8.24スプリンターズ賞@高崎より)
牡6歳・黒鹿毛 高崎:川嶋 弘吉厩舎 31戦15勝 (※水野 貴史)
父・コマンダーインチーフ 母・ソフトボイス 母の父・Nureyev
主な勝ち鞍……’03年宇都宮:オールスターカップ=1900m、高崎:坂東太郎賞=2000m

 JRAで9戦未勝利の後、高崎へ転入。昨年春から7連勝の後、年明けの新春杯で重賞初挑戦。この時は3着に敗れ連勝も止まるが、6月の坂東太郎賞で重賞初制覇、スプリンターズ賞、日本テレビ盃の惨敗を挟んでの10月のオールスターカップでは、トウショウゼウスを相手に完勝し、一躍、北関東を代表する1頭となっている。
 前走・高崎大賞典は、鞍上が福元だったこともあって、これは度外視。
 再び本来の主戦が手綱を取れば、当然上位候補となる。


展望(らしきもの?)

 それにしても、とちぎ大賞典は、様々な要素が重なったとはいえ、転入2戦目のパワフルダンサーが制し、ある意味でドッチラケの結末になってしまった。それで’04年は、パワフルダンサーの天下になるのかと思いきや、その大賞典の1つ前のレースで鮮烈な北関東デビューを果たしたニチドウマジックにイキナリ牛耳られそうな様相。これに手戻りして必勝を期す高崎のモーニングティーから絡んで、三つ巴の展開になりそう。後は、トウショウゼウスの逃げがどこまで保つのかが焦点になりそう。