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昨年の優勝馬・シルバーギャロップ |
優先出走馬ー1(4.11スプリングカップ@高崎2着)
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昨年の高崎の2歳重賞を2つとも勝利。 ただし、まだ体質の弱いところもあるようで、今のところスピードだけで走っているような感じ。距離にもやや不安がある。何とかハナを切れれば……といったところだろうか? |
優先出走馬ー2(4.11スプリングカップ@高崎3着)
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ここまで掲示板を外したのは一度だけ。 前走のスプリングカップでは、ドラゴンキャプテンにダイスプリンター共々千切り捨てられるも、しっかりと3着を確保し、ここに駒を進めてきた。 JRAとの未勝利交流で、あわやの場面を作ったように、力はあるのだが、何せ今回は相手が強すぎる。 |
イキマスキョウワ Ikimasu Kyouwa
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北関東桜花賞では、痛恨の出遅れ。 それでも追い込んで2着まで来たのだから、相当な素質の持ち主。 北関東弥生賞でも3着に食い込んでいるように、牡馬相手でも決してヒケはとらない。展開によっては、連対圏確保の場面もありそう。 |
ウィンザデイ Win the Day
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実績はというと、認定新馬戦を勝ったきり――。 近況を考えても、掲示板確保が当面の目標になりそう。 |
エーススキャン Ace Scan
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昨年11月のデビュー戦4着の後、約3ヶ月おいての2戦目で初勝利を挙げると4連勝。一躍クラシック戦線に名乗りを挙げてきた。 ただ、前走の3歳一組選抜では5着に敗退しているように、上位クラス相手になると、まだ実力的に未知数な部分が多い。 |
カントウピース Kan−to Peace
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前走の北関東桜花賞では、距離に大きな不安を囁かれながらも、堂々と3着に入り、ポテンシャルの高さを見せた。 あるいはデュラブよりもオグリキャップの血が強いのかも知れない(この辺り贔屓目)。 牡馬相手でも、十分に通用するだけの力があるだけに、当日の気配には注意したいところ。 |
サンデーロバリー Sunday Robbery
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馬体からは素質を感じさせるものの、追って味が無いのが弱み。 北関東桜花賞では、ハナを強引に奪い、なんとか5着に粘り込んだものの、これ以上を求めるのは酷だろう。 |
ファイトエルフ Fight Elf
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兵庫でデビューし、1勝を挙げ、栃木へ転入。 青峰賞では、混戦の2着争いを制している。 それだけに、力関係で考えれば、逆転があるかどうかについては疑問符だが、十分に馬券の対象になり得る存在。 |
フジエスミリオーネ Fuji S.Millione
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道営時代は、重賞を2勝。 そんな実績十分の馬が、何故、ここを走っているのか不思議なくらいの存在である。 北関東弥生賞は、誰が見ても分かるような強さを見せつけた。 北関東ダービーで打倒ドラゴンキャプテンを果たす為にも、ここで無様なレースは見せられない。 |
マルハチエトルリア Maruhachi Etruria
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ここのところ、影が薄くなっているが、その素質の高さは誰もが認めるところ。 2月のチューリップ特別で6着に敗退し、北関東弥生賞は回避。 しかし、前走4.3菜の花特別で、古馬B2B3の馬を相手に、4番手から捲りを打って勝つという新境地を見せている。 距離不安説もあるが、なんと云っても父は、カルラネイチャー、本馬自身も強烈な勝負根性の持ち主だけに、勝ち負けを期待する声も多い。 |
レッツロール Let’s Roll
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とにかく地味〜な存在だが、デビュー2戦目からの6戦連続連対はダテではなかったようで、前走4.25の一組選抜で、モエレスキャン、カントウピース、エーススキャンといったところを、ハナを奪う→向正面で後退→4角から再発進してまとめて差すという、ゾンビのような走りで撃破してみせ、小ブレイクの兆しを見せている。 穴馬券を狙うのなら、この馬かも知れない。 |
ワイエスジェット Y.S.Jet
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デビュー戦で、上山から転入で話題のカミノサイレンスをクビ差で下しているが、以降、殆ど良いところなし。なんとか掲示板確保できれば……という感じだろう。 |
展望―― |
中心になるのは、やはり北関東弥生賞で圧勝したフジエスミリオーネ。そして相手は、短期休養明け緒戦で古馬を撃破してみせた2歳王者マルハチエトルリア。 とにかく、この2頭の闘いが焦点となるのは間違いない。 北関東桜花賞2着のイキマスキョウワ、同3着のカントウピース、忘れちゃいけない高崎の2歳王者・ダイスプリンター、素質馬のエーススキャン、そしてここに来て不気味な挙動を見せているレッツロールが、どう絡むのか? 北関東ダービーに向けて、決して見逃すことのできない一戦となる。 |