JRA所属
イングランディーレ(未定)、カネツフルーヴ(松永)、ハギノハイグレイド(武豊)、プリエミネンス(※柴田善)、リージェントブラフ(吉田豊)
補欠 1.レマーズガール(未定)、2.スナークレイアース(未定)、3.タイムパラドックス(未定)、4.ホーマンベルウィン(未定)
エムエフファルコン M.F.Falcon (写真)
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ここのところ、熱心に遠征に出ている成果を見せたいところだが、依然として力不足の感は否めない。 4歳馬とあって、今後につなげていこうという陣営の考えなのだろう。 無事に馬場掃除を終えてもらって、来年の活躍に期待したい。 |
コマノブリザード Komano Blizzard
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昨年は地元代表馬として、このレースに出走(7着)。 東海地区ではA級で走っていたが、タイトルには手が届かず、それどころかマリンレオに負けたという暗い過去(?)もある。 今年夏に大井へと転入。B2で2勝した他、堅実な走りで南関東でもA級に食い込みつつある存在。が、12.9船橋も出走取消しているだけに、やや順調さを欠いているのか? 来年以降の試金石を兼ねての出走なのか、あるいはこのまま名古屋に再転入するのだろうか?謎といえば謎な存在。 |
栃木の切り込み隊長
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JRA時代はタガジョーノーブル、ホットシークレットと共に「ステイヤー三羽烏」として鳴らし、タイトルこそ手にしていないが、京都芝2400mのレコードを樹立するなどの活躍を見せている。 が、地方に転じてからは、ダートに適応できないのか、完全に勝ち星に見放されている。恐らく地元で走るよりは――ということでの出走。無事に回ってきて、来年の芝長距離路線への挑戦につなげて欲しい。 |
責任感が強い
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JRA時代2勝を挙げ、名古屋へと転入。 しかし、移籍した後も恐ろしく勝ち味に遅い走りで、長くオープン戦線を戦ってきているにも関わらず5勝しただけにとどまっている。また、ここ4戦連続して2着。それでもまあ、掲示板を滅多に外さない走りから、先日休刊した専門紙「ケイシン」をして「責任感が強い馬」と評されていた。 この際、3度目の重賞挑戦となるここでも良い走りをして、名古屋のオープン馬の責任を果たすだけでなく、全国区へと、そのキャラクターを広めてもらいたい。 |
チェリーラスター Cherry Laster
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今は亡き荒川調教師の管理馬としてデビュー。 その後、JRAへと移籍し、重賞には手が届かなかったものの、長くオープンで活躍していた。 昨年夏から長期休養を挟んで、笠松へ再転入。年明けから走って勝ち星は1つだけだが、殆ど掲示板を外さない堅実な走りを見せている。’99年のオグリキャップ記念で5着に入った実績もあるだけに期待したいが、今回は相手が強すぎる。掲示板確保が目標。 |
船橋の潜航艇
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2歳時から活躍し、3歳時にはGVも制覇している実力馬。 7月の国光師急逝に伴い、名古屋から船橋へと移籍。 ハッキリ云ってしまうと、この馬、もう何がなんだか分かりません(笑)。 芝の短距離(JRAの芝重賞で入着)からダートの長距離(昨年の名古屋GP2着)まで、取り敢えず何でもこなせます。ただし、爆発的な強さが無いのが少々難点か? ただし、地方馬にしては珍しく(?)、時計が出る馬場を得意とするだけに、冬とは思えない雨が多い気候となっているのは歓迎。どちらにしても注意はしておきたい1頭。 |
大地を貫く黄金の槍
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元JRA所属。明け3歳正月に小倉の新馬戦でデビュー。翌週には初勝利を挙げる。 が、その後は鳴かず飛ばずで、障害に転向するも勝利を挙げることが出来ずに名古屋へと移籍。 ここから怒涛の快進撃が始まり、迎えた名古屋大賞典では、3角でイン強襲という荒業を繰り出し、最後はマイネルブライアンに詰め寄られるも見事に勝利。 その後も、かきつばた記念、帝王賞、とJRAの誇るスターホース軍団を相手に、堂々と立ち回って見せ、名古屋大賞典の勝利がフロックでないことと、その秘めていた実力を改めて、全国にアピールしている。 遠征しての成績が不振だが、土古コースなると部類の強さを発揮する。余程、ここの水とコースが合っているのかも知れない。 余談だが、管理している瀬戸口悟調教師は、ネオユニヴァースのJRA瀬戸口勉調教師の実弟。 |
ミスダイアン Miss Dian 補欠1
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重賞こそ3勝だが、そのポテンシャルの高さは全国レベル。 昨年のクイーン賞以降、休養していたが5月に復帰。以降、着実に良績を積み重ねている。 出走が叶っても、今回は厳しい戦いになりそう。 年明けのTCK女王盃、さらにはキヨフジ記念(エンプレス杯)での悲願のビッグタイトル獲得にかけたい。 |
岐阜の妖刀
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一昨年の勝ち馬。 3歳春、兵庫チャンピオンシップでの衝撃的な勝利は、未だに記憶に新しい。 以降、芝・ダート問わず、地方競馬界を代表する馬として活躍。 これまでの実績を考えれば、地元最有力の馬なのだが、今年に入って、徐々に衰えを見せ始めている感じがする。ここで復活ののろしを上げれば、悲願のGT獲りも視野に入ってくるのだが……。 |
展望―― |
しかし、何とかならんのか、このローテーションは?! この時期に、いきなりダートの長距離戦を組まれても、どこにどうつなげば良いのだか……。せめて12月の上旬に組むとか……。 それでなくても、東海地区は、似たような重賞(グランプリという意味では、大晦日に名古屋記念があるし、長距離戦といえば元旦に笠松で東海ゴールドカップがあるし……)が日程的に近接する傾向が強い。この辺り、北関東の事情に似たようなものを感じるのだが……。 東海地区の重賞は、比較的地元勢が勝ち負けに絡むことが多いのだが、ここはいくらなんでも相手が強すぎる。 何せGT馬・リージェントブラフが、当初は補欠に入っていたように、今年は本当にダート路線も層が厚い!だけに、年に数度の長距離戦で、どこまで食い下がることが出来るのかが見所といえば、見所。 それでも敢えて、地方馬を推せというならば、昨年2着で、馬場状態も考慮してブラウンシャトレー。そして大穴を狙うなら、「責任感の強い」(笑)ストロングライフ。 |