姫路競馬場左回り化計画


 兵庫県競馬は2つの競馬場で行われています。園田競馬場と、もう一つ姫路競馬場です(正確には姫路公園競馬場)。
 「アラブのメッカ」=兵庫県競馬=園田というくらいに、園田が有名な一方で、ムチャクチャ影が薄く地味なのが、姫路です。
 開催日数が園田に比べて格段に少ない、大レースは常に園田で行われる。ましてや地理的に阪神圏からかなりの距離にある、というわけで地元の人間でもない限り、滅多に行く事はないわけですから、無理もありません。
 これまでは、園田より(少〜しだけ)大回りで、(少〜しだけ)直線が長いのをウリにしてきましたが、園田競馬場のコースの改装により、それをウリにするのには、かなり無理が生じてきたような気がします。
 そこで考えたのが、この左回り化計画(またの名をメジャー化計画)です。
 もし仮に姫路が左回りになれば――、

 園田=一周1051m右回り、スパイラルカーブで3コーナーに坂がある、少々トリッキーなコース。

 姫路=一周1200m左回り、平坦でオーソドックスな小回りコース。

 ――と変化が生まれ、馬券を購入する立場からも、面白味が増すのではないか、と考えられます。
 今年から、サラブレッドが導入され、全国区を目指す馬も出てくると思われます。馬の適性を見極め、より強い馬を育てるという観点からも一考の余地があるのではと思いますが、いかがなものでしょうか?
 もっと言えば、園田でサラの指定交流をやるのなら、姫路でアラの全国交流(全日本アラブ争覇のようなもの)をやっても面白いのでは、とも考えております。

(1999.9.19)

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