WINS錦糸町で地方競馬の馬券が買えたらいいな……っていうか、売ってくれ!!

――などという活動が、この度めでたく(?)日の目を見ることになりました。皆様には是非ご協力をお願いしたい次第です。

何故にそんなことをやっているのか?

 ただ一年中馬券を買っていたい1レースでも多く競馬を愉しみたい、というのが最大の理由です。本当にただそれだけなのです。別にどこかからお金で頼まれてやっているとか、事が成就した際の利権が欲しいとか、なんてことは一切ありません。これだけは堂々と胸を張って云えます。さらに錦糸町の地元・墨田区は、東京の23ある特別区の中でも最悪と言って良い慢性的な赤字から財政危機に陥っています。そこで平日は「遊んでいる」WINSで地方競馬の馬券を購入できるようにすることにより、若干ではありますが、財政難解消の起爆剤になるのでは、という願いもあります(かくいう私は隣の江東区民だったりする)。まあ、先頭を切って動いている、地元・錦糸町の商店会の人達としてみれば、少しでも人が来てくれることによって、少しでも自分の所の商売の売上を伸ばしたい、なんて思惑もあるようですが……


錦糸町で場外発売することの意義

 墨田区の財政危機については触れましたが、地方競馬自体も赤字に苦しんでいます。南関東4場だけを取ってみても、TCK(大井)はともかくとして、川崎、船橋、浦和は苦戦を強いられています。浦和に至っては、年々開催日が減っている傾向にあります。幸いTCKには、offt後楽園という専用場外が、確実な売上を残していることもあり、地方競馬の中で最も恵まれた状態にあると云えますが、その後楽園の場外も500円単位の発売することによって抑制はしてますが、そのキャパシティが限界を超えているのは、誰の目から見ても明らかです。その為、後楽園場外の利用者の中には不満がくすぶり、主催者側の「売らんかな」の魂胆故に大レースになると発走時刻が、当然の如く遅れてしまい、本場のファンにも不満を鬱積させるといった悪循環に陥っています。また船橋の場外発売をWINS新橋で行っていますが、こちらも事情により1000円単位の発売になっています。そこでWINS錦糸町で100円単位の発売をすることによって、offtや新橋の客を分散させ、さらに主催者に潤ってもらい、より面白いレースを提供してもらおうというワケです。


錦糸町が「競馬の楽園」になる日を夢見て……

 まずはTCKからでしょうね。それから南関東4場に拡大して、そしていつの日にか、全国各地のレースの馬券が買えるようになったら……なんてことを首謀者と最近語り合っています。
 とにかく、錦糸町が、日本全国、そして世界への競馬情報の発信源として名を知らしめ、全ての競馬ファンにとっての「楽園」となる日を夢見て、明るく楽しく激しく突き進みたいと思います。

(1999.6.10)

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