私は、左[ママ]に記した点について、大井競馬場に改善を求めます。
一、競馬場内における食料事情について
場内の一部食堂及び売店で販売・提供されている食品及び料理は、ハッキリ言わせてもらえば、場外に出店したものならば、文字どおり三日でつぶれるレベルのものであります。
さらに無料湯茶接待所で提供されている緑茶及び白湯についても同様のことが言えます。緑茶については、「緑の黒髪」ならぬ「緑の白湯」とまで陰口をたたかれているのを、ご存じでしょうか?
仮にも大井競馬場は、東京シティ競馬(TCK)の通称のように、都民の憩いの場であると同時に、その位置関係から首都・東京における地方からの、果ては海外からの玄関口ともなり得る公営競技場であると考えます。
それを思うと、質・量そして価格面において、あまりにもお粗末、としか言い様がありません。
私としては、外部からテナントを誘致するなどの対策を行い、改善を促すべきと思い、提案します[ママ]。
二、競走番組表とパドックの出馬表について
競走番組表について改善を求めたいのは、減量騎手が騎乗した際の負担重量の表記についてであります。
TCKにおきましては、減量前の重量で表記し、別記の注意書(き)によって、重量減であることを判断することになっていますが、JRAなどでは、減量後の重量で表記しています。このことによって、ファンの間で多少の混乱が起きているようです。そこで表記方法について、少し考慮をしていただきたいと思います。
また、パドックの出馬表には、馬体重の前走比の欄が無いために不便に感じる方が、少なからずいるようです。電光掲示板にしろ、とまでは申しませんが、何かしらに[ママ]改善を求めたいと思います。
三、重賞競走におけるゼッケンについて
これは以前にもご意見申し上げたのですが、現在TCKでは、重賞競走のゼッケンに騎坐から見て右に競走馬名、同左に競走名がプリントされていますが、これを左右入れ替えていただけないか、ということです。
私自身も、レースの写真を撮影しているのですが、重賞競走の、それもゴール前の写真ともなりますと、記念写真的な側面が出てきます。その際には、やはり競走馬名がフレーム内に入っていた方が、思い入れも大きくなるでしょうし、実際に同じ考え[を]もっておられる方もいます(これについては、私の感性によるところが大きいのでしょうが)。
また、カラーリングについても、紺色地に黄色(牝馬限定競走はピンク=馬名のみ)の文字という、ワンパターンではなく、レースによっては、「先駆の大井」の名にふさわしいものを使って欲しいと思います。
四、「目安箱」の設置について
TCKには、現時点で要望を受け付けていただける[ママ]部署が、確かに存在しているのですが、やや行きづらい雰囲気があるように見受けられます。
そこで私が提案したいのは、
◎「ご意見承り所」[私が乗り込んだところ]をもう少し気軽に入りやすくする。
◎「目安箱」を場内に設置する。
◎定期的にファンの意見を聞く公聴会のようなものを実施する。
ことであります。
このように広範に意見を求めることにより、私が本日[2000年1月26日]ここで提案したことより[も]、良い意見、提案、さらに解決策が示されるかもしれません。
以上を要望いたします。
TCKの財政も、他の公営競技場同様に、苦しい経営が続いていることは存じております。
一ファンの勝手な言い草ではありますが、ぜひともご検討、善処を願います。
※ [ ]内は、ここに表すにあたって、付け足す、改める等をした部分。