TCKの重賞ゼッケンの話


 地方競馬の場合、重賞等の特別なレースを除けば、使いまわしなのですが、だいたい片方に馬名、もう片方にレース名というパターンが多いです。
 ――で、またTCK批判になってしまうようで、心苦しいのですが、TCKの場合、乗っている騎手から見て右側、分かりやすく云えば、内馬場の方に馬名が来るようになっていて、スタンドから見るとレース名が、見えるようになっています。
 実を云いますと、私もほんのちょこっとだけですが、レースの写真を撮ったりしているのですが、ゴール前を疾走している馬の写真というのは、ある意味で「記念写真」の趣があると思うのです(少なくとも僕にとっては)。
 だから、スタンド側に馬名が来るようにして欲しいのです。
 別にレース名の方が、写ったっていいじゃないか、と云う方もおられるかもしれません。それでも、あえて云わせて頂ければ、やっぱり主役は、走っている馬達です。そう考えれば、僕が何故に一見どーでも良いようなことにグダグダと云っているか、少しは分かって頂けることと思います。
 実を云いますと、今年の元旦早々、TCKの「ご意見承り所」を尋ねて、申し入れをしているのです。それで変わっていないということは――やはり、そんなことに口だしするような人間が少数だからでしょうか?それとも南関4場で何か取り決めがあるのでしょうか?(他の3つは左回りコースなのでスタンドからは、馬名の方が見えるようになっている)
 だとしたら、これはこれで「お役所仕事」の典型です。ちょっと、逆位置にプリントすれば良いだけの話じゃないですか。
 競馬場で働く職員に「だって大井だもん、馬券さえ売れれば、それで良いんだよ」などと影で云われているのを知っているのでしょうか?「地方競馬のオピニオンリーダー」の名が泣くというものです。本当に身内にこんな事を言われて悔しくないのでしょうか!?
 僕としては、早期の改善を望む次第です。


(1999.8.27一部改善)

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