長谷川慶太郎、お願いだから死んでくれ。

 だいたい、あのバブル経済が真っ盛りの時に、
「これからの企業は、本業に打ち込むだけが能じゃない」
 と云って企業経営者に、不動産やら株式への投資を薦めていたのは、どこのどなたさんでしたっけ?とツッコミの一つでも入れてやりたくなりませんか?。
 で、結局、バブルがド派手に弾けて、少しは大人しくなるのか、と思いきや、今でも元気に執筆&講演活動をされているそうでして……よくもまあ、しゃあしゃあと世間様に顔向けが出来るものだなあ、と私は感心してしまいます。
 あのじいさんの云う通りにしたばっかりに、いくつ会社がつぶれたことか(もっとも、そんなおバカな言動に踊らされた企業経営者も阿呆なのでしょうが)。また、会社はつぶれなくても、リストラという名の「人減らし」の為に、何人が路頭に迷っていることか……?
 そんな多くの犠牲を以て名声が成り立っていることを、分かっているのでしょうか、あのじいさんは。
 結局のところ、バブル崩壊から現在の不景気の責任も、アメリカと大蔵省(現・財務省)にしっかりとなすりつけてやがんだもんなー。
 ちったあ、黙ってろや!
 こういうじいさんを、未だに評論家として、ちやほやしているんだから(それどころか最近「経済学の教科書」まで出版させた)、この国の民度を疑いたくもなります。
 


(2000.7.21初版、2001.1.20改訂)

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