公営ギャンブル系の女たち


 といってもただ単に公営競技関係の番組に出演している女性について、あれこれ触れてみようかな、程度のものです。
 これまでこの種の番組では、女性の存在は、概して添え物扱いだったのですが、昨今では女性の社会進出の活発化と歩みを同じくして、徐々に地位向上が図られているのは、我々としても喜ばしいことであると同時に、公営競技を発展させて行く上で重要なテーマであると考えられます。
 なお紹介の順番は不同で、徐々に書き足していくことにしています。(現在、21まで――01/01/22、一部改訂)


01 田中 菜美さんについて

 1999年4月から、MXテレビの東京シティ競馬中継に登場しています。
 当初、台東区を「だいとうく」と発音してしまい、一部マニア(そして小森谷氏)から散々ツッコまれましたが、大丈夫でしょう。ヘタしたら地元区民でも「だいとうく」って云っているんですから。気にしない気にしない。もっと云えば、台東区を「だいとうく」と云っても、区議会議員センセイにだってなれるんですから。
 パッと見の印象――スタイルが良い。が、それ以上に体が丈夫そうなイメージが強い。11月開催でもノースリーブ着てるんだもんなー(私も人のことは云えないが)。
 残念ながら、2000年3月を以て「TCK中継」からは降板。だいぶ慣れてきて、いい感じで壊れてきたところだったんですけどねぇ……。


02 三島 美佳子さんについて

 ちょっと昔はプロ野球ニュースなんかにも登場していたようですが、最近は主に競艇の番組に登場します。肩幅が広くてゴッツイおねえさん、というイメージがあります。(肩幅については、本人も気にしている模様)
 この人を表現する場合、「器量のよい」ではなくて「器量の大きい」といった方がピッタリです。この人が番組をしきるときの言動は、「司会者」というよりは、既に「保護者」の域に近いです。あの蛭子能収氏を掌の上に載せてしまうのだからスゴい。悪いですが、他の人じゃ出せない味を持ってます。ホントに三島さんが司会をすると、海千山千の男達が、借りてきた猫のように大人しくなってしまうから面白い。密かに大化けを期待している一人。


03 工藤 彰乃さんについて

 テレビ埼玉の名物番組・BUCHプラザの浦和競馬担当レポ−ター、その浦和競馬の開催が減っている現在、他の女性レポーターと比べて出番が少ないのは、非常に残念。テレビ埼玉の関係者のみなさん、もし見てましたら、浦和競馬中継を番組に組んで下さい、お願いします。
 ただ、ある方面から「工藤彰乃?あれはねえ、パッと見はそーでもないんだけど、日常的に見るようになると、ホントにいいオンナだよー」といった評を聞いています。


04 高橋 しげみさんについて

 主に競輪中継のアシスタントとして登場。しかし、ここにきて単独で総合司会を務めることも多くなってきましたね。田中麗奈に似ていると思っているのは、ひょっとして私だけ?(これって周囲の反応が、耳目社の及川さんのしゃべり口が三石琴乃に似ている、といった時のそれに近いものがあった)。そろそろ特別競輪も仕切らせてあげてもよろしいのではないでしょうか?競輪と「ケイリン」をより世界に認知してもらう為に活躍していただきたいです、ハイ。


05 高柳 夏江さんについて

 競輪業界で「なっちゃん」といえば、この人である。この人も最近は番組の仕切り役をすることが増えてきましたね。最近は千葉県内の競輪中継&ダイジェストで、かなりの確率で顔を見ることが出来ます。個人的な感想ですが、高柳さんと高橋さんが、公営競技中継界最強の美人タッグのような気がします。ポニーテールがトレードマーク。


06 結城 未来さんについて

 2000年3月一杯で旧「土曜競馬中継」を降板されてしまっているので、ここで取り上げるのはどうかと思いますが、この人の場合、公営競技中継の枠をすでに越えてしまっている感がありますね。3月までの「土曜競馬――」の時は、いまひとつパッとしないのですが、TVKで「ハマっぷり計画」なる意味不明のコーナー等のB級テイストあふれるところを担当させると、恐ろしいまでの輝きを放っていました。一部では高橋里華と並ぶ「B級番組クイーン」とまで呼ばれているようです。4月からTBSの「ジャスト」に週一で出演しているようですが、正直キャラクターが生かされていないな、と感じますね。とにかくジャンルを越えて大暴れしてもらいたい一人。っていうか、MXで暴れて、あのデンマーク人を黙らせて欲しい(オイ)。
 ちなみに下の名前は、「みく」と読みます。


07 須藤 ゆみさんについて

 人呼んで「たんぱのナチュラルプリンセス」。中央競馬の東京&中山における場内FM放送や、たんぱの「ウィークエンドパドック」にアシスタントとして出演されています。「ウィークエンド――」の相方である須田鷹雄氏をして「天然には勝てない」と言わしめた強者です。どこが天然かというと「スティンガ1号」、「イナソワン」、「武幸(たけみゆき)」といった原稿の読み間違いによる武勇伝(?)は数知れず、「ばんえいマウンテン事件」(=ばんえい競馬の「コース途中の2つの山を越え――」の「山」を、文字通りのマウンテンと解釈した為に起きた悲劇――但し、これに関しては須田氏にも多少の責任があると思う)や「三場競馬場事件」(新潟の「三条競馬場」を間違えて理解)に至っては、半ば伝説と化している模様。案外、こういう人が歴史を変えていくのだろうな、と最近、筆者は思い始めています。
 (2001年1月追記)21世紀になったのを機に下の名前を本名の「由美子」から「ゆみ」にマイナーチェンジされました。もっと云うと本名は(すとう・ゆみこ)と濁らずに読むのが正しいそうです。

08 鈴木 淑子さんについて

 このコーナーで、やはりこのお方を取り上げなければ、意味がないでしょう!一部では「鈴木淑子=帽子」の図式ばかりがクローズアップされているような気が……。
 とにかく競馬ファンの間では「永遠のミーハー」のイメージが定着していますが、競馬界における、この人の功績は多大であるのは確かですよ、実際。なんとなくですが、「ミーハー」を演じているフシも……。
 私が小学生のときに「競馬のおねえさん」で認識されていたのですが、今や……いや、その筆者もトシをとったな、と……。「競馬業界に関わる女性は行き遅れる」という妙なジンクスを打破するためにも、是非今のうちに幸せな結婚をしていただきたいですね。
 え、筆者には云われたくはない?おっしゃるとおりでございます。


09 長原 玲子さんについて

 日のり子と南央美を足して2で割ったような雰囲気をもった女性。2000年4月から、「BACHプラザ」の川口オート担当として登場。前任者の日向さんのハスキーヴォイスも結構好きでしたが、この人の場合、第一印象で「かわいいっ!」などと思わず叫びそうになってしまいました。その昔、とある作家先生が、声優・岩男潤子(氷上恭子だったかな?)を見て「思わず、持って帰りたくなった」とコメントしたそうですが、今だったら筆者にもその気持ち分かります。


10 さとう 珠緒さんについて

 いや、一応、取り上げておかないとね……。少女時分は船橋競馬場の厩舎地区に出入りして遊んでいたらしいですから、そういう意味でもかなりの強者のようです。


11 三重野 瞳さんについて

 一応、たんぱの番組で「馬主を目指せ」コーナーをやっているので、ここに加えてみました。
 4月15日の皐月賞当日は、ラジオたんぱの競馬実況中継にもゲスト出演。半世紀のも及ぼうかという「中央競馬実況中継」史上で最も「競馬のことを知らない」ゲストとして名を刻まれることになりました。WINS&競馬場内では「みえのひとみ、何者なんだ、そいつ?!」というざわめきが起こっていたそうな。
 最近は、あの小林皓正氏に「まにまに(ラジオたんぱでパーソナリティを務めている番組のタイトル)」と云わせてみたい発言し、命知らずな(笑)一面も見せている。いや、案外と「中央競馬ワイド中継」(関東独立U系局)で小林氏の隣に座る日も近いかもしれないですね(その前に宮嶋&北野+目黒が黙ってはいないか)。
 (2000.11追記)その後、「エイダイワイン」事件で、若い競馬ファンの間でも一躍有名になりました。


12 北野 あづささんについて

 以前は「中央競馬ワイド中継」の土曜担当だったが、2000年4月より日曜にコンバート。基本的にオーソドクッスなアシスタント。恐らく、「模様替え」では、あまりにも濃い状況になってしまったワイド中継・日曜版の色を薄くするために移動させたんでしょうね、きっと。ここ2年くらい、急に色っぽくなった、と感じているのは私だけではないらしいです。


13 宮嶋 千佳子さんについて

 北野さんと入れ替わりで「中央競馬ワイド中継」土曜版に移動しました。それでどこが「模様替え」なのかは、よく分かりませんが、要は長岡氏がやや老け込み急(?)ということで、てこ入れをしたってことなのでしょうか?意地悪な見方をすると、小林&アベコーといったところに影響され、「あまりにも強者になってしまった」ためという説も浮上しつつあります。次代の「ワイド中継」をメインで支えるであろう人。それはともかく他のジャンルでも暴れてもらいたいですね。その際、相方はアクが強ければ強いほど良いでしょう(斎藤リョーツだと少し弱いかな?やはり、ここはホリオン(=堀尾正明)か?)。


14 目黒 貴子さんについて

 美人でナイスバディであることは間違い無し。それが多くの女性にねたまれる事も間違い無し。それにしてはセクシー系で売り出すわけでもなく、かといって正統派とも思えないし、その辺りの路線がハッキリしないのが、目下の悩みか?最近はアベコーと絡むようになってお笑い系に目覚めつつあるというのが、もっぱらの評判(「浴びるほど 今年も呑みたい 生ビール」という川柳は笑えた)。いつだったか、東スポで森村遥女史とコブラツイストの掛け合いをしている写真が載っていた時は、素直に大爆笑させていただきました。但し、MXTVの女流将棋トーナメントのCMに至っては、どう対応していいものやら……。
 2000年4月改編で旧「土曜競馬中継」のパドックレポーターから、「ワイド中継」のレポーターへと前代未聞(?)の転身を果たしました。そうそう、下の名前は「たかこ」ではなく「あつこ」と読みますので、念のため。


15 瀧澤 加緒里さんについて

 昨年夏から、「BUCHプラザ」に競輪担当として登場。当時、多くのマニアを騒然とさせたのは、記憶に新しいところ。当初は緊張していたんですかね、性格がキツそうだなーと思っていました。というわけで、管理者としては、ここに載せるのをためらっていました。が、ここにきて弾けたのか、それとも居直ったのか「ちょっとタカビー系」から「気さくなおねーちゃん系」にキャラクターを変えてきて、それが成功した模様。単にメイクがオミズ系(失礼!)から、フツーな感じになっただけかも知れないけど。もっと云うと、元々そういう性格で私が気づかなかっただけなのかも……。ま、どっちに転んでも、付き合うのは、楽しいかもしれないけど、結構疲れそうな気も……。


16 大木 澄香さんについて

 「BUCHプラザ」の競艇担当。うーん、まだキャラクターがつかめていません。やはり、私にとっては、未だにみなみなみさんのイメージが(そもそも名前のインパクトが強烈)強いものでして……。なかなかハキハキしていてレポーターとしては、好感が持てますね。でも、チャパツが、ハッキリ云って、あんまり似合っていません。ヘアメイクさんや、コーディネイターさん(いるのか?)、しっかりしてくれー!せっかくの素材が勿体ないゾー!!
 蘇武さんや金子さんに鍛えられれば、素晴らしいレポーターになりそうな予感はあります。


17 児玉 多恵子さんについて

 いい加減、そろそろ弾けましょうよ〜。NHK−BSの「アニメ劇場」の時も、なんかイマひとつインパクトに欠けるんですよね……。事務所の人も頭が痛いでしょうに。ちなみにイサミ嬢のCVにして、現「節約アイドル」の中嶋ミチヨとは、その昔、乙女塾なるグループで一緒だったのは、一部では有名な話。


18 川村 ひかるさんについて

 あんだけ、滑舌良くしゃべれれば、云うことはありません。つーか、局アナがしっかりしろよ、テレ東!
 (2001.01追記)最近、ヒール化が進行中……。あの一連の北野誠に対するツッコミは、一歩間違えると「いじめ」そのものである。
 イメージとしては、だんなの競馬好きに対して「自分の小遣いの範囲ででやるならば」と理解は示しているのだが、あまりにも負けるものだから、ついグチとイヤミを云ってしまう、共働き家庭の若奥さんといったところでしょうか?(しかもこの場合、えてして奥さんの方が稼ぎが良い)

19 したら じゅん子さんについて

 それにしても今年の某競輪のCMは、最高に迫力がありましたねー(内容――伊藤克信が出てきて「俺は俳優だよ。レポーターなんて簡単だね」というと、それに対して、したら女史が「こんな予想だったら、私にも出来ると思うな」と反論し、最後はメンチを切り合うという、とんでもない代物)。個人的な感想ですが、NHKドラマとかに出てきそうな雰囲気がありますね。


20 鎗田 直美さんについて

 随分と遅い登場になってしまいましたが、このコーナーを作るきっかけになったのは、この人の存在があったからです。人呼んで「輪界の児玉多恵子」(逆だ、逆!)。とにかく、ここ3年くらいで、驚異的な壊れ方を記録しています。ホント、あの弾けっぷりは、見ていて気持ち良いです。
 しかし、元々女優さんだったなんて、知る人は今や少数派なんじゃないでしょうか(失礼!)。とにかく、土居(壮)さん、伊藤さん、したらさんといったあたりに鍛えられてましたからねぇ〜。埋もれかけていた素質を開花させたというところでしょうか?競輪に限らず、他のジャンルでも是非、暴走してもらいたいです。
(2001/01追記)取手の共同通信杯の時はコワ過ぎ。日を追って目が据わってきてるし、放送コードに引っかからないかヒヤヒヤしてました(縛)。


21 日向 リオさんについて

 ハスキーヴォイス(?)が魅力のオートレースのリポーター。実は意外と大柄らしい。2000年3月に「BACHプラザ」を降板し、多くのファンを残念がらせましたが、先日のGTダイヤモンドレースで、しっかり司会をしていました。てっきり「BACHプラザ」の後は、オートレースから離れるのでは?と思っていたのですがね……ということで当面は、この路線で行くことになりそうです。
 なかなかインパクトのあるキャラだけに、今後の売り出し方に注目してみたいところ。個人的希望としては、NHK教育番組のおねーさんとして登場して欲しいかな、と。


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