MXTV人名辞典〜あ行〜


愛甲 猛(あいこう・たけし)
 元プロ野球選手。
 2012年のシーズン前に短期間放映された「パ・リーグマニア」にゲストとして出演。
 横浜高校時代は、甲子園を沸かせたスターだったと共に、悪童としてもかなり知れ渡っていた。
 ドラフトで、当時、試合中にドラマの撮影することが可能なくらいに客が入らず、不人気を極めていたロッテ・オリオンズに指名され、さんざんごねた末に入団。
 ただし、その後は、投手から野手への転向などを経て、チームの顔に。
 535試合連続フルイニング出場を記録したほか、比較的ファンサービスにも熱心だった模様。
 近年は、プロ野球界のブラックボックス化しているような気が……。


相沢 早苗(あいざわ・さなえ)
 一時期放映していたTVK(現:tvk)製作の「HAMA大国」の月〜水のMCを務めていた。
 さらにその昔はTBSで活躍。


青木 博美(あおき・ひろみ)
 2013年3月を以って廃刊となった競馬予想専門紙「ダービーニュース」の大井担当として、「東京シティ競馬中継」で活躍していた。
 テレビ画面上では滅多に老眼鏡をかけている所を見せないあたり、ダンディズムの人である。以前、大井競馬場のパドックの辺りでジーンズ姿で歩いているのをみかけびっくりしたことがある。


青島 幸男(あおしま・ゆきお)
 MXTV開局当時の都知事(故人)。
 都知事としての実績は、都市博を中止したことくらいか?
 それでも、在職時は散々「辞めろ」コールをしていた政治記者・評論家たちが、いざ出馬しないとなったら、掌を返したように「無責任だ!」と批判し、記者会見の際、まるで尋問のような質問をしていたのは印象的だった。この時、政治部の記者っていうのは、まるでチンピラだな、と思った次第(現知事になって、まるで借りてきた猫のようになっているのを見て、ますますそう思うようになったは云うまでもない)。
  2006年12月逝去。


青空 球児(あおぞら・きゅうじ)
 漫才師。青空好児とコンビを組む。  その昔、「レインボーカフェ」に出演。
 「イデオン」のテーマに続いて、「ゲロゲ〜ロ」で登場してきたのは、半ば伝説。
 「東京シティ競馬中継」にも一度、VTRゲストで出演し、競馬絡みで師匠(故・コロムビア・トップ)に〆られたエピソードを披露していた。

青空 好児(あおぞら・こうじ)
 漫才師。青空球児とコンビを組む。
 その昔、「レインボーカフェ」に出演。
 その他、世田谷区議会議員を務めている。


青野 武(あおの・たけし)
 声優(故人)。
 最近のMXがらみでは「涼宮ハルヒの憂鬱」の(放映順における)第12話にマンションの管理人役で出演していた。
 古希を超えた後も第一線で活躍を続けていた。
 2012年4月逝去。


明樹 由佳(あかぎ・ゆか)
  女優。現在は、演技、ダンス、言葉についてのワークショップなどの講師も務めている。
  劇団四季を経て、演劇集団キャラメルボックスに在籍していた時代(1994〜1998年?)に、「嵐になるまで待って」でろう者の役を熱演していた。
  比較的、濃ゆい人々が多かったキャラメルボックスでは、比較的正統派な美女のイメージが強く、大川アナ(別項参照)とは「なぜ、キャラメルボックスでぇあ、美男美女が虐待(?)される傾向にあるのか」について、語り合ったこともあったくらい。
 
 
赤堀 千恵美(あかほり・ちえみ)
 午前中にやっていた料理番組に出演していた。
 日本最古の料理学校の五代目校長。
 

麻木 久仁子(あさぎ・くにこ)
 「ガンバレ!社長さん」のMCを務めていた。
 司会者としての実力は、当代随一との評判だが、アクの強い出演者の多いMXにおいては、非常に地味な存在になっている。
 2010年ごろの一連の騒動は、なかなか壮絶なものがあった。


浅草キッド(あさくさ・きっど)
 水道橋博士と玉袋筋太郎のコンビ。「東京ボーイ」に出演。
 あんなのに出ているくらいなら、MXの深夜枠で好き放題暴れさせた方が余程面白いはずなのだが……。
 やはり、ギャラの問題か?(何せ二言目には「予算が無い」といっていた当時のTOKYO MX……)


朝倉 香乃(あさくら・こうの)
 「テレバイダー」のChat&BBS担当として、月イチペースで登場していた。


芦野 宏(あしの・ひろし)
 「シャンソンを貴方に」の司会(故人)。
 歌手で、群馬県渋川市にある日本シャンソン館館長を務めた。
 2012年2月逝去。


芦谷 有香(あしや・ゆか)
 TCK中継の「馬事争論」に登場。
 サンテレビの「園田・姫路競馬中継」(現在はCSで放送))のアシスタント、中央競馬の関西地区の場内FM(現在は廃止)のDJを歴任。
 昨年はTCKのレープロのコラムを、高橋直子と共に担当していた。
 後にカジュアルブランドを立ち上げて話題になった。


麻生 詩織(あそう・しおり)
 歌手。
 「歌謡(うた)ナビ21」で司会を担当していた。
 

阿藤 快(あとう・かい)
 俳優(故人)。旧名・阿藤海(読みは同じ)。
 TVドラマ、映画、CMなどに数々出演の他、NTVの名物番組「各駅停車の旅」にもレポーターとして出演していた。
 MXでは、初期のTCK中継に度々ゲストとして登場したほか、後に番組内の一コーナー番組内の一コーナー「馬事争論」でも聞き手としても活躍した。
 恐らく2020年現在でも、同番組では最多登場ゲストになっているハズである。
 2015年11月15日、自らの誕生日翌日に逝去。葬儀には、人柄を慕っていた近隣住民も多数訪れたという。


天野 ひかり(あまの・ひかり)
 初期のころ、一番遅い時間帯のニュースのアンカーを務めていた。その他、都議会中継の司会などとしても登場していた。
 その後、某教育放送で育児番組のMCやCS局などで弾けまくったキャラで活躍。
 現在は、子育てに関するNPO法人の代表理事を務めている。


荒川 裕治(あらかわ・ゆうじ)
 サッカーを中心に活躍しているフリーランスのライター。
 ’06年よりしばらくFC東京戦中継の解説を担当していた。
 まれに作者に少々無茶振りをしてくることアリ。


五十嵐 はるみ(いがらし・はるみ)
 元ゼベックオンラインの火曜日担当。
 歌手。


生稲 晃子(いくいな・あきこ)
 タレント。
 「とびっきり!」に出演していた。
 その他、某公共教育放送で、伝統芸能の講座番組の司会も務めるなど、なんだかんだで活躍。


池田 健吾(いけだ・けんご)
 ’00年4月から’04年9月までの長きに渡りMXを支え、惜しまれながらも(?)終了した「爆釣天国」のMC兼インストラクター。
 現在は、上州屋環八世田谷店のアドバイザリー・プロ・スタッフ兼フィッシングディレクターを務める。
 釣り番組のMCにしては、今ひとつ目立たないキャラクターだったが、これっぽっちもやる気の無かった初代、二代目のアシスタントもそれなりに釣り人に調教するのに成功しているあたり、なかなかの強者なのかも知れない。
 釣り関連のDVDや書籍も上梓している。また、パナソニックのCMにも出演したことがある。


池田 孝一郎(いけだ・こういちろう)
 元TBSで現在フリーの大ヴェテランアナウンサー。
 TCK中継の初代司会者(’95.11〜’96.3)。競馬関連で著書あり。


井崎 脩五郎(いさき・しゅうごろう)
 いっておくが、「いざき」ではなく、「いさき」が正しい読み。時折、本人でも間違えるらしいが(笑)。
 本名は布目健二といって、御尊父はマジシャンだったらしい。
 競馬解説者。明治大学除籍後、ホースニュース社(現在は解散)に入社し、中央担当となる。
 実はホンの一瞬だけ、「日刊ゲンダイ」に移籍したことがある。
 競馬評論以外でも大活躍しているのは、周知の通り。
 TCK中継においては、第1回JDDの日にVTR出演。そして、案の定、予想を外す、と……(しかも、その時の本命対抗――◎オリオンザサンクス○ウエノマルマドンナ――が管理者と、モロに一致していたのは、悲劇以外の何物でも無かった)。


石井 由起(いしい・ゆき)
 平成11年日本民間放送連盟賞で、テレビ報道番組部門で優秀賞を受賞したビデオジャーナリスト。
 ’00年くらいまでは、VJ(ヴィデオ・ジャーナリスト)と呼ばれる人達が、MXのウリとして確かに存在し、機能していたはずなのだが……。


石橋 幸緒(いしばし・さちお)
 元将棋の女流棋士。最終所属は、日本女子プロ将棋協会(LPSJ)。
 廃止された鹿島杯女流将棋トーナメントの2005年度大会の優勝者。
 大病を克服して、棋士になったことと、終盤に鋭さを発揮するあたり、故・村山九段を彷彿とさせていた。
 書道、エッセイなどにも豊かな才能を発揮していたが、文字通りのすったもんだの末、2014年1月を以って現役引退、さらに翌月にはLPSJも退会している。
 生涯戦績は、359勝199敗。
 タイトル獲得は日本将棋連盟の女流王将1期、女流王位2期の他、LPSA公認の天河1期。
 棋戦優勝は、レディースOPトーナメント3回、鹿島杯女流将棋トーナメント2回(’02年度&’05年度)、LPSA主催の日レスインビテーションT1回、1dayトーナメント7回。
 2000年度には、最優秀女流棋士賞を受賞している
 
 
石原 慎太郎(いしはら・しんたろう)
 元都知事。
 今は亡き弟は、史上に残る大俳優だった。
 一応、作家をやっているらしく、その昔、何か賞をもらったらしい。
 それとメディアを利用する術にかけては、天才的な手腕を見せる。
 というわけで、密かに着実にMXを「石原テレビ」化させている。
 別名「嵐を呼ぶ都知事・石原ジェットしんちゃん」。


磯野 貴理子(いその・きりこ)
 タレント。元「チャイルズ」。ちなみにチャイルズというグループ名は、childの複数形を誤認してつけたもの。
 時折、都政関係の番組に出演していた。
 ’04年、マネージャーと入籍してみせ、女の意地を世間に見せつけたが、’09年に離婚。
 ’07年〜’11年にかけては「磯野貴理」に芸名を改めていた。


井筒 和幸(いづつ かずゆき)
 「Tokyo Boy」に出演していた関西人。
 また毒舌映画評論家としても活躍中。
 ただし、本業はあくまでも映画監督。
 ’03年公開の「ゲロッパ」は、コケるんじゃねーかという期待(おい)とは裏腹に、かなりの好評を迎えられ一部に衝撃を与えてしまった。その後も、いくつか撮っては、これがまたソコソコに当たっている。なんだかんだで日本映画界の一端を支えている存在。
 その後の「バッチギ!2」もそこそこにヒット。


逸見 太郎(いつみ・たろう)
 2011年5月〜11月に放送していた「これからはパ・リーグだ!」のMCの一人。
 亡き父の影響でタイガース党だったにも関わらず、何故呼ばれたのか、未だに謎。


伊藤 聡子(いとう・さとこ)
 ’02年3月まで「東京インフォーカス」のキャスター。
 TBS系の番組で溜まった鬱憤をこの番組にぶつけているという説もあるが、なんだかんだ云って、この人だと番組が締まるというか、安心して見てられる。最近、しみじみとそう思うようになった。


伊藤 静(いとう・しずか)
 声優。’05年10月期放映のゲーム原作のアニメ「To Heart2」で向坂 環(こうさか・たまき)役のCV。
 「ギャルゲー史上最強の暴君キャラ」を演じ切ったことと、ゲーム発売数ヶ月後から始まったTX系アニメ「ゾイドジェネシス」で、ほぼそのまんまのお姉さんキャラ(コトナ・エレガンス)のCVで登場したこと、さらに定評のある歌唱力で、1年も経たずに「お姉さん」声優の地位を不動のものにしつつある。「姉萌え」or「燃え姉」ブームの立役者の一人といってよかろう。
 ただ、実生活では三人きょうだいの末っ子らしい。この辺りが、なんとも人生の面白いところ。
 何か壮絶な少女時代を送ったという話もある。
 また、一時期は、烏が鳴かぬ日はあっても、この人の声を聴かぬ日はないという位の活躍をしていた。  趣味が「酒」というだけに、ディレクターに膝蹴りを叩き込んだ、トークショーで「酒、持ってこい!」と叫んだり、一杯引っ掛けてからラジオ出演疑惑、さらには「握手会」イベントが、何時の間にか「ビンタ会」と化していたなど、武勇伝が色々とあるようで……。
 さらにかの業界で「酒」といえば「=伊藤静」となりかかっており、今や「声優界の藤沢秀行」(芹沢博文という説もある)あるいは「女・春團治」(小円遊の方が有力とする声あり)と呼ぶ人もいるとかいないとか。


伊東 孝明(いとう・たかあき)
 ’07年1月より「5時に夢中!」のMCを務めていた。


伊藤 能(いとう・のう)
 日本将棋連盟所属のプロ棋士(故人)。故・米長邦雄永世棋聖の最古参の弟子。
 「鹿島杯女流将棋トーナメント」に解説者として登場。
 17年にも及んだ奨励会生活の後、当時の規定ギリギリ30歳で迎えた最後の三段リーグを勝ち抜き、四段=プロ入りを果たしている。
 現役(六段)のまま2016年12月25日に逝去。同日付で追贈七段。生涯成績214勝327敗。


井上 佳子(いのうえ・よしこ)
 愛称は「よっちゃん」。
 ’00年4月から’05年3月まで新体制のTCK中継に登場し、「TCK中継の宴会部長」に君臨(笑)していた。
 同姓同名の女優兼声優さんがいるが全くの別人。
 フリーアナウンサーということになっているが、この他、ゲームのヒロイン役のCVを務めたり(これがまた、ややこしくしている)、写真集を出したりと活躍の幅は広い。松田京子と約2日交代でアシスタント役を務めていた。
 典型的な(?)ベイビーフェイスだが、実は大柄な女性で、腹黒い性格らしい(自分で云っているんだから、間違いないだろう)。
 ツッコミ方が、かなりリアルというか妙に所帯じみているように思ったのは私だけだろうか?
 21世紀に入ってから、壊れぶりが激しくなる一方だった。
 番組中で桑島騎手(船橋所属)を「桑爺」呼ばわりした一件は、半ば伝説。
 30過ぎて浮いた噂も出なかったこともあり、小森谷(既婚)にさんざんイジメられていたが、それに奮起したか、見事な壽引退をしてみせた。


インタビューマン山下(いんたびゅーまん・やました)
  →山下しげのりの項を見よ。


上田 万由子(うえだ・まゆこ)
 ’02年4月から始まった「モーニングTOKYO」のキャスターの一人。
 ’03年4月からは、「モーニングサプリ」木曜担当。その後、金曜日担当にコンバートされていた。
 本来は、TOKYO FMのアナウンサー。
 一応の愛称は、「マユーン」。


浮田 久恵(うきた・ひさえ)
 「東京リトルガリバー」のレポーターの一人。


碓井 涼子(うすい・りょうこ)
 →千葉涼子の項を見よ。


内田 利雄(うちだ・としお)
 元宇都宮競馬所属の騎手。通算勝ち鞍は既に3500を超える名手である。
 日本競馬界におけるサラ系通算勝利数日本一(42勝)のブライアンズロマンや、’00年NAR年度代表馬のベラミロードとのコンビで有名。また、たまたま参戦していたJRA福島で重賞勝ちしたこともあった。さらに園田で行われる2000勝騎手の祭典「ゴールデンジョッキーカップ」でも2度優勝するなど、騎手交流戦でもその腕を見せ付けている。
 とにかく人当たりのいい人で、「名前でお客が呼べる騎手」という意味では、武豊、安藤勝己の次くらいにランクされる騎手。
 ピンクの勝負服、ピンクの縁のゴーグルに長靴、ピンクの鞍、ピンクのムチ、全身ピンクなその姿から「ミスターピンク」なるニックネームもある。
 ’05年3月に所属場が廃止に追い込まれてからは、フリーの騎手として、岩手(’05年5月から7月)を皮切りに笠松(’05年8月から11月)、浦和(’06年1月から2月)、園田(’06年4月から6月)、岩手(’06年7月から)と所属を変えながら転戦している。
 TCK中継には、’04年初夏、何故か歌手としてゲスト出演を果たした。
 今度の動向も注目されいたが、’12年度より浦和競馬所属に。
 埼玉県出身。
 勝負服は、「桃、白星散らし、桃袖」。


内田 真礼(うちだ・まあや)
 声優・歌手。グラビアでも活躍していたこともある。
 芸名かと思ったら、本名らしい。
 内田雄馬(別項参照)は実弟。
 東京都出身だが、福岡ソフトバンクホークスのファン。そのため、2017年度には、ホークス戦中継のテーマソングを担当したほか、「鷹の祭典」の際には、レポーターとしても出演した。


内田 雄馬(うちだ・ゆうま)
 声優。
 内田真礼(別項)は実姉。
 アニメ「りゅうおうのおしごと!」では、主人公のクズ竜王役のCVを務めた。
 なお、日テレ系アニメ「MIX」で姉弟共演を果たし、それぞれ兄と妹役(つまり実際とは逆)のCVを務めている。


嬉野 雅道(うれしの・まさみち)
 「どうでしょうClassic」のマスター版である「水曜どうでしょう」のサブディレクター兼カメラマンとして、殆どの企画に参加している。
 立場上、発言は少ないが、要所要所で異様な存在感を見せる。
 愛称は、「うれしー」(って、なんか「ゆりしー」(落合祐里香の項参照)と後閑、いや語感が似ているな……)


江藤 遼(えとう・はるか)
 モデル。かなりの長身。
 「GO!GO!九ちゃんフィッシング」の二代目MC(2014年4月〜2015年3月)。
 MC降板以降も度々ゲストとして登場していたが、正直、印象が薄い。前任と後任が、(方向性は違えど)かなり濃かったしな。
 歴代MCの中では、一番料理が上手だったらしい。


蛭子 能収(えびす・よしかず)
 皆さんは、ご存知無いかも知れませんが、この人、ただの競艇好きのおっさんではなく、歴とした漫画家さんなんですよー。
 と書いてしまうほど、競艇の番組にやたらと登場している。ついでに「TOKYO BOY」でも見かけたことがある。
 殆どタレント化して、同業者には嫌われているようだが、実際、この人の書く漫画は面白い。ダテに「ポストつげ義春」と呼ばれているわけではない。多分、何十年と名を残す漫画家なのだろうが、それを感じさせないのが逆に凄いというかなんというか……。
 かつては劇団「東京乾電池」にも参加していた。


絵梨華(えりか)
 「大進撃放送 BONZO!」に出演していた。
 ミュージカル「セーラームーン」やナレーションの経験あり。


及川 サトル(暁)(おいかわ・さとる)
 元耳目社所属の実況アナウンサー。吉田勝彦氏(別項参照)の弟子。
 ’96.4から1クールだけ(旧)TCK中継のMCを務めていた。一説によると、「顔が濃すぎる」という理不尽極まりない理由で司会から降ろされたらしい……(もっとも、しゃべり口の方が、もっと濃いと思うのだが)。
 ’97年に結婚するまでの独身時代には、「夜の帝王」として耳目社及び各地方競馬関係者に恐れられていたとの伝説がある(「何せ、連れて行かれたら最後。朝まで帰してくれない」――信頼できる消息筋より)。なお、その伝説は金沢で続行中とのウワサもあり。
 現在は、不定期に放送される千葉テレビの「船橋競馬中継」で、オン・ステージ(違)を十二分に堪能できる他、岩手県競馬のテレビ中継でも声を聞ける。
 さらに以前は新潟県競馬(廃止)のTVCMにも登場していたという実績を持つ。
 「おまえがチャンピオンだ!」、「横綱が『夜の帝王』になりました!」、「東京の真夏の夜にブリザード、圧勝〜!」、「緑の帽子の2頭、岩手の馬2頭でどーしょーもない!」などなど、名(迷?)フレーズは、枚挙に暇なし。


近江谷 太朗(おうみや・たろう)
 元・演劇集団キャラメルボックス所属(2002年まで)。
 舞台で野球選手を演じたことはあるが、断じてファイターズの小笠原二軍監督ではない。
 TVドラマにもちょくちょく出演している。


大泉 洋(おおいずみ・よう)
 一連の「水曜どうでしょう」シリーズに出演。
 北海道ローカルで本放送始まった当時、彼はまだ大学生だった。
 教員を目指していたハズなのだが、この番組(正確にはHTB)によって、彼の人生の歯車が大きく狂い出すことになる。
 何も知らされずに国外に連れ出されるわ、パスポートはHTB預かりにされちゃうわ、って結構、壮絶な人生だよな、実際……。
 そして、2020年になっても、やっぱり騙されるという……(遠い目)。


大川 充夫(おおかわ・みつお)
 元々は宇都宮(&足利)競馬の場内実況を担当していたアナウンサーの一人だったが、’05年3月の宇都宮競馬廃止に伴い、耳目社に加入している。
 TCK中継ではインタビュアー、TV音声の実況担当などで登場。
 愛知県出身で演劇集団キャラメルボックス(2019年5月末に活動休止)の大ファンだった。ブログのタイトルは、その上演作品の一つ「嵐になるまで待って」から……で、なんですよね?
 愛称は(自称)「ミツオー」。


大熊 清(おおくま・きよし)
 元東京ガスFC→FC東京の監督で、元日本ユース代表監督。
 ’06年夏、フル代表のコーチに電撃就任したのち、’10年途中から’11年シーズン終了まで再びFC東京で監督を務めた。
 現場の指導者としての基本姿勢は、「鍛えて強いサッカー選手を作る」。
 実際、キャンプなどは、サッカーの練習というよりは、特殊部隊の訓練のような状況になっていたとか、いないとか。
 良くも悪くも「ただのサッカー選手」では生き残れない環境となるため、メンバーの固定化→作戦の硬直化を招きがち。
 早大卒でもなく、現役時代日本代表未経験、それどころか長くない選手生活で国内トップリーグ(当時のJSLですな)でプレーをしたことがないにも関わらず、日本サッカー界の重要なポジションに就くという人事は、これまでの歴史を考えれば、かなり衝撃的な出来事である。
 本業は東京ガスのサラリーマンだが、考えてみれば、20代後半からの10年間という、サラリーマンとして最も大切な時期に、尋常じゃない仕事をしていたわけだから、何か悲哀を感じる。
 MX的にいえば、一度、「レインボーカフェ」にも出演したことがある。
 とにかく、真面目な人。’99年後半、チームがJ1に上がれるかどうかの瀬戸際の時は、あまりに思い詰めた表情を前に、冗談抜きで自殺してしまうのでは?と本気で心配していた人も多かった(ほんと、声かけられませんでした……)。
 ’00年3月期、AFC最優秀監督賞受賞。
 その後、大宮の監督、C大阪の監督→強化部長を歴任し、2020年から清水のGMに。
 埼玉県さいたま市出身。


太田 紀美子とザ・バーズ(おおた・きみこ・と・ざ・ばーず)
 女性のみで構成されているフラのバンド。
 「ハワイアンLIVE in BIRDLAND」に出演していた。


大田 勝(おおた・まさる)
 一時期、DHCと並ぶMXTVの大得意様だった「ヴァーナル」の社長(故人)。
 自社の宣伝トーク番組で頃合いを見計らって乱入し、一応、セールストークらしきものを展開するのだが、いかんせん本人の風貌のインパクトが強すぎて、商品のことを誰も覚えちゃいない(笑)。
 どっちにしたって、石鹸しか売ってないし――。
 2009年1月に逝去。


大竹 七未(おおたけ・なみ)
 ’02年より2シーズンほど、FC東京ファンを恐怖のどん底に突き落としていた、「超音波ジェミニ」の姉の方。
 当時は、本名の「奈美」名義で出演していた。
 サッカー選手としての現役時代には、日本代表としても活躍。その後もコーチとしてのキャリアも重ねている。
 かないみか(声優)をさらに強力にしたかのようなキンキン声で、レポートするタイミングの悪さといい、アマラオよりヘタかも知れない日本語といい……。
 2012年、13歳年下のJリーガーと入籍を果たし、世間を震え上がらせる。


大竹 夕魅(おおたけ・ゆみ)
 ’02年より2シーズンほど、FC東京ファンを恐怖のどん底に突き落としていた、「超音波ジェミニ」の妹の方。
 当時は、本名の「由美」名義で出演していた。
 サッカー選手として、姉同様に将来を嘱望されていたが、18歳で引退。
 こやまきみこ(声優)をさらに強力にしたかのようなキンキン声で、レポートするタイミングの悪さといい、アマラオよりヘタかも知れない日本語といい……。
 夫は、元日本代表の三浦淳寛(淳宏)。


大谷 翔平(おおたに・しょうへい)
 現在は、MLBロサンゼルス・エンジェルス・オブ・アナハイムに所属しているプロ野球選手。
 北海道日本ハムファイターズに所属していた時代には、ホークス戦中継の実質的なラスト・ボスとして君臨。
 実際、ホークス相手には、とんでもないホームランは叩き込むわ、165キロのストレートは投げつけてくるわと、滅法強いなんてもんじゃなく、時折「ヒトではない何か」と化していた。
 野球に打ち込む人々にとっては、憧れというよりは、むしろ畏れを抱かせる存在。


 大仁田 厚(おおにた・あつし)
 一応、元参議院議員で、一応、プロレスラー。その他、俳優としても活躍。
 何度も引退と復帰を繰り返してみたり、デスマッチ主体でブレイクしたことから非常にアクの強いタイプで好き嫌いが別れるタイプの人。
 ただ、FMW時代約10年の間に、数多のメーンエベンターを育て、送り出していること、またプロレス界にありがちな悪しき風習(イジメ、女子への三禁)を可能な限り排除してきたことから、プロレスラーとしての存在には嫌悪感を示す業界人も、指導者、団体経営者としての能力には評価せざるを得ないとする人は多いはず。
 1999年2月3日のTCK中継にゲスト出演。それは良いのだが――
 この日のOPで、まず節分だからと、小森谷&田中(当時)の司会コンビが、鬼役のADに豆をぶつけていたのだが、そのADが着ていたのが、当時、抗争を繰り広げていた新日本プロレスのTシャツ。
 このスタッフのかなり陰湿なイヤガラセ(?)に対して、「この番組はゲストに喧嘩を売っているんですか?!」と本気でむっとしていた。


大野 由紀子(おおの・ゆきこ)
 ’05年4月〜9月までCTC製作「朝まるJUST」の月〜金担当。
 やたら、ラ・コステのポロシャツを着ていたイメージがある。


大東 めぐみ(おおひがし・めぐみ)
 名古屋出身のタレント。「東京みち探検隊」のMCの一人。その他、ちょくちょくと姿を見つける。
 ダンナは、元プロ野球選手(プロ選手としての実績はアレだったが、現役晩年には人柄を買われ選手会長を務めていた稀有な経歴の持ち主)で、2020年から社会人野球(JX−ENEOS)の監督を務めている。


大森 美紀子(おおもり・みきこ)
 演劇集団キャラメルボックス(2019年に活動休止)に所属していた女優。新聞にエッセイなどを書いていたこともある。
 「救心」のCMにも出演していた。


大森 由布子(おおもり・ゆうこ)
 フリーアナウンサー。(旧)TCK中継の二代目の司会者(’96.4〜’99.3)。
 ’05年3月までCTC製作「朝まるジャスト」の木・金のキャスターを務めていた。
 TXの株式ニュースにも登場。さらに実はJ2時代(1999年)のFC東京戦中継にも2度ほどレポーターとして登場したことがある。


岡田 忠昭(おかだ・ただあき)
 内外タイムスで、長いこと南関東公営競馬を担当していた。
 (旧)TCK中継に解説者として何回か出演していた他、TVS「BACHプラザ」、今は亡き(涙)CTC(現チバテレ)の「船橋競馬ダイジェスト」でも活躍。
 そのあまりにもコワモテな風貌は、一度見たら忘れることは出来ない。
 F川アナ情報によると、その昔、全日本プロレスにレフェリーとして所属していたが、ある興行で人数が足りなくなってしまい急遽レスラーとしてリングに上がった――などという逸話もある。


岡田 達也(おかだ・たつや)
 演劇集団キャラメルボックスに所属していた俳優。
 「キャラメルボックスTV」のMCを務めていた時期もある。
 実は、かなりの競馬狂とのウワサがあった。
 いつだったか「嵐になるまで待って」公演中の格闘シーンでアバラを骨折。
 そのため、次公演「ディアーフレンズ、ジェントルハーツ」では、一言もセリフを発しない役(江川卓役)で登場することになった――なんてこともあった。
 念のために言っておくが、マサ高梨ではない。


岡本 有美子(おかもと・ゆみこ)
 「新発見!とちぎの旅」にサブ・レポーターとして何度か登場。


奥沢 優美(おくさわ・まさみ)
 2004年4月より「モーニングサプリ」の月曜担当。
 だんだん、丸くなってた。


尾島 圭美(おじま・よしみ)
 ’05年3月半ばより、TCK中継のアシスタントとして登場。
 本来は、声優兼歌手、ということになるのだろうか?
 ただ、以前、他局の競馬番組のMCを務めていた時期もあり、よほど競馬と縁があるのだろう。
 常に淡々と、マイペースに番組を進行している。
 天然なのか非天然なのか、微妙。基本的にTCK中継のアシというと、弾け切った人――というイメージがあるだけに、少々物足りない気もする――と云っていた矢先に、’06年春から、柳沼淳子という超強力なタレントがアシスタントに就任したことで、「サブアシスタント」というか、先任なのに「第2のアシスタント」のような存在になりかかっている。


落合 祐里香(おちあい・ゆりか)
 →友利花の項を見よ。


尾辻 舞(おつじ・まい)
 元・tvkのアナウンサー。
 ’06年3月までMXでも放映されていたtvk製作の「ハマランチョ」で、月・火担当のMCを務めていた。
 入ってきた当初から、かなり壊れたキャラクターを披露していた。そのせいかどうかは知らないが、日曜朝の科学番組ではパペットマペットの2匹と組んで、やっぱり壊れていた。
また、同番組での食べ物がらみの回では、彼女の試食シーンが一種の見せ場になっており、100回記念の際には、試食シーンのダイジェストとかいう、もはやどこぞのフェチ映像のようなものが流された。
 愛称は「オッツー」(初期は、ひらがな表記、後年はカタカナ表記が定着した模様)。


小野 正孝(おの・まさたか)
 今は亡き競馬専門紙「馬」では、TCK小林分場担当TMとして活躍していた。
 あの井崎(脩五郎。別項参照)と同じ会社の人とは思えないくらいに、かなりダークなキャラクター。
 この人の自虐プライベートネタに、身につまされる思いをさせられた視聴者も案外多い。
 TCK中継で以前行われていた視聴者との予想対決に、毎回異様なまでに闘志を燃やしていた。
 同じ小林分場担当の「ケイシュウ」渡辺TM(別項参照)とのエンドレスバトルは、小林分場で働く関係者の注目の的になっていたとか。


折笠 富美子(おりかさ・ふみこ)
 ’06年4月から1クール放送された「西の善き魔女」で主演のCVを務めた。
 東京都江戸川区出身。
 浦和所属の某元騎手と血縁――だったら、ちょっとイヤかなあ?(問題発言)


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