管理者が最も愛して止まない競馬場の一つ。
川崎市街中心部からも近く、住宅地、オフィス街、工場街、さらに「堀之内」に囲まれていることから、典型的な都市型立地の競馬場と云われている。ただ場所が場所のため、敷地が横に広くなっており、コースもかなり横長になっている。また客層も常連が多く、いわゆる勝負師タイプが多いのも特徴として挙げられる。
大井競馬に続いて4月から10月までのナイターを開催するようになったのだが、大井が「トゥインクルレース」ならば、川崎が「スパーキングナイター」と呼び、この時点で既に趣を異にしている。
また、川崎競馬では年間11の重賞競走が施行されるが、その内5つまでが牝馬限定戦というのも、他に類を見ない特徴であろう。
主な所属騎手(かっこ内は主な重賞勝ち鞍、――の後は勝負服のデザイン)
森下 博……インパクトに欠けるが、4場でコンスタントに勝ち星を挙げている騎手。(桜花賞、東京3歳優駿牝馬、東京盃、マリーンカップ、報知グランプリC他)――赤、白袖、赤二本輪
金子 正彦……近年ようやく成績が安定、川崎競馬の顔になりつつある。その一方で穴党に絶大な支持を得ている。昨年、デビュー21年目で待望の重賞初制覇。これで南関東の七不思議は一つ減ったことになる。(戸塚記念、平和賞)――桃、紫鋸歯形
野崎 武司……かつて名牝ロジータで一世を風靡した騎手。現在は、神奈川県の騎手会長である。先日、4年ぶりに重賞を勝利。(東京ダービー、東京大賞典、川崎記念、羽田盃、東京王冠賞他)――青、桃菱山形、桃袖
今野 忠成……今でこそ笑っていられるが、昨年は落馬事故で本格的に生死の狭間を彷徨った(しかもその時、のっていたのがケイキカイフクというのが……)。それでも、場別リーディングで二位に食い込んだ。ハッキリ云って若手の中ではトップクラスの実力の持ち主。(金盃)――緑、白袖、緑二本輪
注目の騎手
岡村 裕基……目立たないが、次代の川崎競馬を背負う騎手である……はず。(スパーキングレディーC)――青、赤縦縞、赤袖
久保 秀一……乗り鞍が少ないが、連対率は3割を越えるので要注意の騎手。(エメラルドC他)、桃、紫菱山形、紫袖
主な所属調教師
山崎 尋美……某アニメとは一切関係ありません(笑)。
安地 成美……川崎競馬史上初の女性騎手だった。この業界では、本当に数少ない女性の調教師。
秋山 重美……騎手時代にも多大な実績。
戻る